多摩地域の星空を題材とするナイトタイムツーリズムを活用した滞在型観光モデルの検証

背景

多摩地域が有する自然資源のうち、星空を活用した夜間のアクティビティツアーは少なく、地域の自然資源を有効活用できていません。また、多摩地域西部であっても都心から電車で片道1時間半で訪問でき、魅力的なスポットがあっても日帰りで都心部に戻る観光客も多いです。そのため、多摩地域での滞在時間は限られ観光消費額も伸び悩んでおり、多摩地域の自然環境を生かした滞在型観光の創出が求められています。

取り組み内容

多摩地域の観光事業者や鉄道事業者と連携し、インバウンド向け、ファミリー向けの2種類のツアーを造成し、多摩地域で「星空×α」を満喫できる滞在型観光の創出に取り組みます。星空観察を行い宇宙について学びながら、多摩地域ならではの食や宇宙食を体験できる、特別で新しい体験価値を提供します。
具体的には、2種類の観光ツアーコンテンツを制作・提供し、顧客満足度や収益性、優位性等について検証します。また、地域の事業者と連携体制の有効性についてもヒアリング等を通じて検証を行います。