物流・モビリティ

ネットワーク通信機能を用いた、安心・安全な折り畳み電動特定小型モビリティの検証

株式会社ICOMA

プロジェクトチーム

  • 株式会社ICOMA
  • 株式会社オールワークス

背景

多摩地域では高齢化が進行し、免許返納者の交通手段の制約が問題となっています。

また、若年層や女性は免許保有率が低く、交通手段の選択肢が限られており、公共交通機関が不便な地域では、車を利用できない方々が日常的な移動に困難を感じています。 さらに、多摩地域は都心に比較的近いため駐車場の費用が高く、域内移動に車を使いにくいという課題があり、交通手段の多様化が求められています。

取り組み内容

普通自動車免許が不要で、16歳以上が利用可能な、特定小型原動機付自転車の電動小型モビリティ「tatamo」を提供することで、多摩地域の住民や観光旅行者の域内移動を容易にすることを目指します。当モビリティは折り畳み可能で安全機能を搭載しており、駐車場の少ないエリアでも扱いやすいという特徴を有します。 具体的には、ドライブレコーダーや事故検知機能を扱うIoT機能の実現性や実効性の検証を行います。

プロジェクトの取り組みの結果

電動小型モビリティ「tatamo!」は、学生など若年層にも適したライトなモビリティであり、この「tatamo!」を用いて多摩地域の移動課題の解決や周遊の振興に対し貢献できるか検証を行い、多摩地域におけるイベントや大学等と連携して想定ユーザー層に対してアンケートを実施し、「tatamo!」の有用性やニーズの確認を行いました。
その結果、「沿線間移動における有用性」や「若年層における新たな移動手段としての期待」並びに「独特の形状で話題性に富むデザインからくる若者からの好意的な反応」を確認できました。
今後は国内での社会実装、販売開始に向けて、車体の改良および実証実験を重ねていきます。

会社情報

会社名 株式会社ICOMA
設立 2021年3月
本社所在地 東京都大田区大森西6丁目17番17号KOCA・A棟9号室
ウェブサイト https://www.icoma.co.jp/
事業内容 オリジナルの折り畳み電動バイクを開発し、これまでのモビリティでは入り込めなかった生活シーンにも入り込み革新的なモビリティとして生活の利便性の向上を実現しています。