物流・モビリティ

自動走行搬送型ロボット(AMR)を活用した物流倉庫におけるカートピッキングシステムの検証

プロジェクトチーム

  • 株式会社B-STORM
  • 東京システム運輸ホールディングス株式会社
  • 国立大学法人電気通信大学
  • 株式会社ドコモビジネスソリューションズ

背景

多摩地域には東京都内の膨大な配送需要を支える中小の倉庫部門・業者が多数存在しています。 
近年、ECの拡大に伴う配送需要の増加や少子高齢化による人口減少などの影響により、物流倉庫部門・事業所では人手不足が課題であり、特に中小企業の倉庫部門では顕著となっています。
倉庫部門において特にピッキング業務のデジタル化は、自動ピッキングシステム導入に係る初期費用の高さ、既存倉庫システムとの連携の難易度の高さなどにより進んでおらず、各種倉庫事業者でニーズが高いと考えられます。

取り組み内容

これまで作業員が行ってきた物流倉庫における商品の出荷作業について、自律走行搬送型ロボットの活用により、さらなる効率化・省人化を図ります。
自律走行搬送型ロボットの機能として、倉庫システムからの伝票内容の自動連係のほか、1日分の伝票から倉庫内の最短ルートを算出し、複数台が渋滞することなく走行できるか等を、多摩地域の企業や大学等と連携して検証します。

プロジェクト取り組みの結果

本検証では、自動走行搬送型ロボット(AMR)マルチピッキングカートシステムを開発・試作しました。

3台のAMRを走行させ、渋滞なくピッキング場所まで自動で移動できることを確認しました。また、既存の倉庫システムから伝票の内容をピッキングシステムに自動で連携し、一日分のすべての伝票をもとに、最短経路を検索するアルゴリズムを確認しました。その結果、本システムを運用することで、作業者の生産効率(走行距離の削減)が上がることが判明するとともに、ペーパーレスシステムによる伝票作業の効率化も確認できました。開発したシステムは複数の倉庫事業者より評価を実施し、本システムに対する事業者のニーズも確認できました。

会社情報

会社名株式会社B-STORM
設立2017年11月
本社東京都調布市小島町 1-1-1 電気通信大学内 UECアライアンスセンター 409
WEBサイト https://www.b-stormuec.com/
事業内容EC物流の拡大により、物流システムが変革し倉庫現場での作業性向上が強く求められてきました。システムのDX化及び人手に依存しているピッキング・仕分作業の改善が不可欠になっています。当社は独自技術で低電力無線デジタル表示器とマルチピッキングカートを開発納入して参りました。これから無線給電技術やロボットシステムを活用した事業に発展させて参ります。

物流・モビリティ

ECなどに伴う物流の効率化や交通弱者への対応が課題

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多摩イノベーションエコシステム促進事業とは

東京・多摩地域で、イノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作ることを目指して、
中小企業や大学・研究機関、スタートアップ等の多様なプレイヤーが交流し連携を強める取組を展開しています。

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