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コミュニティレポート

【令和7年度第2回事業構想ワークショップ】~ビジネスアイデアの発想と実証計画の策定~ 開催報告

 有望な事業領域の探求とマーケットインの重要性を学ぶことを目的として第2回事業構想ワークショップを開催しました。今回は、事業案策定方法、実証計画の進め方を説明した上で、ビジネスモデルの策定・ブラッシュアップ演習を行いました。
 この報告では、当日のイベントの様子や参加者の皆様からのご意見をご紹介します。

前回の振り返り

はじめに、前回のワークショップの振り返りを行いました。
(第1回事業構想ワークショップの開催報告はこちら

 全3回にわたり開催する事業構想ワークショップでは、マーケットをより意識したアイデアの具体化に向けて、原体験の整理から共創方針・仮説の検討を進めていきます。

 第1回事業構想ワークショップでは、前半にオープンイノベーションの基本概念やメリット、イノベーション創出の成功事例、今後取り組むにあたってのポイントをご紹介しました。後半では、自身の原体験の振り返りや市場調査の進め方、PEST分析を用いた外部環境分析について講義・演習を行いました。

第1部「事業案の発想演習」

 第1部では、事業案策定方法を説明した上で、個人ワーク・グループワークを行いました。

 はじめに、新規事業の検討においては、顧客のニーズを満たしたうえで競合他社では提供できていない独自の価値を指す、「バリュープロポジション」を研ぎ澄ますことが重要であると説明しました。また、3C分析を用いて、顧客ができること・競合ができること・自社が提供できることを明確化し、売れるか・勝てるか・できるかの3つの観点で事業計画を立てていく事業案策定方法を紹介しました。

 次に、「仮想エレベーターピッチ」を前提として、解決すべき課題・解決策・ターゲット市場・競争優位性・実行体制について検討する個人ワークを行いました。その後、各グループで発表を行い、事務局が推薦した方には全体に向けて発表いただきました。

 最後に、ピッチの概要と、ピッチをブラッシュアップする方法を説明しました。ピッチの目的は、聴衆に望む行動を喚起させることであるため、見せ方・伝え方・話し方の3項目を意識することが重要であると説明しました。特に話し方は、視線誘導やナンバリング等、聴衆がストレスなくスムーズに頭に入るよう、流れを意識することが効果的だとお伝えしました。

第2部「実証計画の策定演習」

 第2部では、実証計画の基礎や各経営分野における検証の進め方を説明した上で、実証計画の策定演習を行いました。

 前半は、実証計画として社会実装に向けた具備・達成すべき論点・各フェーズのKGIとKPI設定の考え方を把握し、計画の力点を見極めることが肝要である旨を説明しました。その後、各経営分野における検証の進め方として、顧客課題および顧客属性を言語化した上でヒアリングを行い、製品・サービスを検証していくことの必要性を、事例を踏まえて説明しました。

 最後に、実証計画の策定演習を行い、各テーブルで発表いただきました。

第3部「ビジネスモデル・ブラッシュアップ演習」

第3部では、ビジネスモデルの考え方を説明した上で、ビジネスモデルの策定演習を行い、最後に先行事例を紹介しました。

 前半では、ビジネスモデルとは高い価値を生み出し、高い儲けを獲得する仕組みのことで、ビジネスモデルは儲けの獲得方法と価値の創出方法に応じて9つに分けて整理が可能であることを紹介しました。

 その後、上記のマトリクスをもとにしたビジネスモデルの策定演習を行いました。演習後には、9つのビジネスモデルに当てはまる先行事例を紹介しました。

交流会

 ワークショップ終了後には交流会を実施し、参加者の皆様がワークショップの内容をもとにしたディスカッションや、名刺交換、事業内容の紹介を行っていました。

ご参加いただいた方の声を一部ご紹介いたします。
・この機会に改めて事業計画の整理をすることが出来た。
他社のビジネスモデルを知ることが自社事業のブラッシュアップに向けて、大変参考になった。
・自社がどう進むべきか考える良いきっかけとなった。
今回も多くの方に満足いただけるイベントになりました。

 次回のワークショップでは、多摩地域の大学に所属する研究者の研究シーズと企業等のマッチング機会の創出を目的に、産学連携ピッチを行います。今回参加された方も、今まで参加したことがない方でもご参加いただける内容ですので、是非お申込みください!
https://tama-innovation-ecosystem.jp/event/member/workshop/5320/

本コミュニティの活動にご関心のある方はぜひご入会ください!
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