「他業種等との交流の機会がない」「ビジネスアイデア創出のヒントがほしい」「新しい意見を聞きたい」そんなお悩みを解決するべく、第1回ワークショップを2022年10月24日(月)に東京たま未来メッセにて開催しました。
今回は重点テーマである「環境・エネルギー」の中から「脱炭素」にフォーカスし、この分野での新規ビジネスを検討している事業者等合計21社にご参加頂きました!
ワークショップでは参加者同士でざっくばらんに意見交換を行い、普段は知り合えない企業間での連携の可能性や新規ビジネスの可能性を見出すことができました。
この報告では、当日のイベントの様子や参加者からのご意見を紹介します。
【前半部 トレンド紹介・事例紹介】
事務局より、イントロダクションとして、脱炭素における動向・トレンドや事例の紹介を行いました。
国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)におけるパリ協定以降に立ち上がった様々なイニチアチブ(TCFD、RE100など)を契機として欧米中心に進められた脱炭素政策は世界中に浸透し、カーボンニュートラルの実現目標を掲げる国が先進国を中心に増えてきています。
【日本・東京都・多摩地域及び産業団体の動向】
日本政府が掲げる「2050年にカーボンニュートラル実現」に向け、2030年の具体的な削減目標を掲げている東京都および多摩地域の自治体の動向や、サプライチェーン全体でのCO2削減に向けて取り組んでいる自動車業界などの産業団体の動向について紹介しました。サプライヤーが多い産業構造の多摩地域では、各企業が脱炭素に向けた取組を自分事として取り組む必要性があります。
【脱炭素に向けた対策の方向性】
企業に求められている脱炭素に向けた具体的な7つの対策の方向性を示し、各方向性に対応する多摩地域内外の企業の最新の取り組み事例について紹介することで、後半部のワークショップに向けた参考情報として頂きました。
【後半部 ワークショップ】
イントロダクションを踏まえ、新規ビジネス創出を検討するためのワークショップを行いました。
ワークショップは2回に分けて実施し、1回目では、各参加者の事業概要や、脱炭素に関連する取組における課題感等を共有しました。
2回目では、参加者から出てきた脱炭素に向けたいくつかのキーワードを起点とした新規ビジネスを想定し、企業連携の可能性や連携により提供できる価値などを中心に意見交換を行いました。
時間が経つにつれて参加者の緊張もかなり解け、活発に議論頂きました。
【交流会】
自由参加の交流会では、さらに深い情報交換やディスカッション、名刺交換などが行われました。
【ご参加者の声】
当日のご参加者にアンケートを実施した所、以下の様なお声を頂きました。
「既存事業の内容を問わず幅広い方の意見が聞くことができ、今後の新たな事業検討に向け参考にすることができた!」(スタートアップ)
「事業拡大に向けて連携を検討したい分野における事業者と交流をすることができ、今後の取組の推進に役立てることができた良かった」(大企業、中小企業)
「業種業態は異なるが、共通の考えを持つ事業者の皆様と交流することができた。新規ビジネス創出に向けたヒントを得ることができた!」(中小企業)
「構想していた事業における連携事業者を見つけることができ、取り組みを加速化することができた」
(中小企業)
多くの方に満足いただけるイベントとなりました。
次回以降のイベントにも是非ご参加ください!
詳細は下記のページをご覧ください。
コミュニティの入会概要と申し込みページ
https://tama-innovation-ecosystem.jp/community/
コミュニティで今後予定しているイベント
https://tama-innovation-ecosystem.jp/event/